
青花花唐草文碗 (せいかはなからくさもんわん)
景徳鎮窯(けいとくちんよう)
明時代 成化年間(1465~87)
1口 高6.9cm 口径15.4cm 底径5.5cm
「大明成化年製」銘
きわめて薄作りの気品漂う碗で、見込(みこみ)には菊文を据え、そのまわりには唐草文が軽やかにめぐっています。外側も5弁花の唐草文が流麗にめぐり、全体につややかな釉の肌と淡い青花(染付のこと)の発色により、優雅な作品に仕上がっています。 15世紀後半、成化(せいか)年間の官窯で作られた青花磁器は、欧米で「パレス・ボウル」と呼ばれ、最も高い評価を与えられています。これらは宮廷用の飲食器として使用されたと考えられますが、この作品は、世界的に遺品の少ない成化官窯器の中で、日本に伝世する希少なパレス・ボウルの逸品といえます。
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