
緑釉楼閣 (りょくゆうろうかく)
後漢時代 2~3世紀
1組 高150.2cm
中庭の壁と門、及び3層からなる楼閣の4つのパーツから構成され、全体に緑釉がほどこされています。2層目と3層目には寄せ棟造りの屋根と欄干(らんかん)がついており、壁面には菱格子の窓が付き、屋根の軒下(のきした)四隅は龍の頭の尾垂木(おたるき)によって支えられています。1層目の両脇にある高い窓からはそれぞれ2人の人物が顔を出し、3層目の欄干には武器を持つ兵士らしい2人の人物も見えます。屋根の上には朱雀(あるいは鳳凰)らしい鳥の飾りが載っています。 木造建築の細部までがリアルに表現されており、当時の墳墓に納められた高層楼閣の中では大形の優品です。
展示中の日本・東洋のやきもの
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加彩楽舞俑
唐時代 -
加彩馬
唐時代 7~8世紀 -
白磁刻花牡丹文輪花鉢
北宋時代 11世紀 -
青磁刻花牡丹文鉢
北宋時代 11~12世紀 -
黒釉掻落魚唐草文瓶
金時代 -
青白磁瓜形水注
北宋時代 -
白磁緑彩龍文鉢
明時代 正徳年間(1506-1521) -
五彩龍文面盆
明時代 万暦年間(1573-1620) -
藍釉暗花龍文盤
清時代 順治年間(1644-61) -
青花釉裏紅水花魚文盤
清時代 康熙年間(1662-1722) -
豆彩蓮池文管耳瓶
清時代 乾隆年間(1736~95) -
深鉢形土器(火焔型土器)
縄文時代 -
壺をのせる女性 杯をもつ女性たち
古墳時代 -
鳥文壺
室町時代 -
志野山水図鉢
桃山時代 16世紀末~17世紀初頭 -
色絵輪宝羯磨文香炉
野々村仁清 江戸時代 -
色絵竜田川文透彫反鉢
尾形乾山 江戸時代 -
色絵唐花文銚子
江戸時代 17世紀中頃 -
色絵牡丹文壺
江戸時代 -
色絵波涛散文美人像
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色絵赤玉雲龍文鉢
江戸時代 -
色絵芙蓉菊文大皿
江戸時代 17世紀後半~18世紀前半 -
青磁輪花鉢
高麗時代 12世紀 -
青磁象嵌雲鶴菊文瓢形水注
高麗時代 -
辰砂蓮花文壺
朝鮮時代