
青磁象嵌雲鶴菊文瓢形水注 (せいじぞうがんうんかくきくもんひょうけいすいちゅう)
高麗時代 13世紀
1口 高34.9cm
優美な曲線を描く瓢箪形の器面に、白鶴と白雲が舞い漂い、菊の円文が浮かんでいます。把手(とって)は蔓(つる)をねじり合わせた形、注ぎ口は蓮の葉を巻きつけた形です。 青磁に白・黒の陶土を象嵌(ぞうがん)する技法は、中国の同時代には見られない高麗特有の技法として、朝鮮半島の美意識の一面を顕著に示しています。この水注は、余白を残さず、図案化の進んだ文様を配したもので、象嵌技法が円熟期を迎え、ひとつの頂点を極めた作品といえるでしょう。
展示中の日本・東洋のやきもの
-
深鉢形土器(火焔型土器)
縄文時代 -
壺をのせる女性 杯をもつ女性たち
古墳時代 -
鳥文壺
室町時代 -
織部切落四方手鉢
桃山時代 -
色絵輪宝羯磨文香炉
野々村仁清 江戸時代 -
色絵竜田川文透彫反鉢
尾形乾山 江戸時代 -
色絵筆硯文大皿
江戸時代 -
色絵松竹梅牡丹双鳳文大皿
江戸時代 -
色絵牡丹文壺
江戸時代 -
色絵赤玉雲龍文鉢
江戸時代 -
色絵宝尽文八角皿
江戸時代 -
緑釉楼閣
後漢時代 -
加彩楽舞俑
唐時代 -
三彩駱駝
唐時代 -
青白磁瓜形水注
北宋時代 -
青花蓮池水禽文盤
元時代 -
青花花唐草文碗
明時代 -
桃花紅瓶
清時代 -
粉彩団蝶文碗
清時代 -
青花紅彩龍濤文盤
清時代 -
豆彩八吉祥唐草文天球瓶
清時代 -
辰砂蓮花文壺
朝鮮時代 -
青花草花文壺
朝鮮時代