
重要文化財
色絵竜田川文透彫反鉢 (いろえたつたがわもんすかしぼりそりばち)
尾形乾山 (おがたけんざん)
重要文化財
「乾山」(白化粧下地銹絵銘)
江戸時代 18世紀
1口 高11.5cm 径20.2cm
赤、黄、緑、白の楓の葉がそよぎ、葉と葉の間の透かしから光が差し込んでくるようです。内側の紅葉の背景には流水文様が見えます。端正な形と文様、透かしが見事に調和し、角度を変えて見るごとに奥行きのある世界が生まれます。日本の秋の華やかさを凝縮した逸品です。 尾形乾山(1663〜1743)は尾形光琳の弟で、京の高級呉服問屋雁金屋(かりがねや)の三男として生まれ、野々村仁清(にんせい)に学んで陶工となりました。本作のような透かし入りの反り鉢は、正徳2年(1712)、京都随一の商業地・二条丁子屋町に移ったのち、その地で作ったやきものの代表例です。
展示中の日本・東洋のやきもの
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深鉢形土器(火焔型土器)
縄文時代 -
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古墳時代 -
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桃山時代 -
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唐時代 -
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清時代 -
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高麗時代 -
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朝鮮時代 -
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朝鮮時代